万能サーチの『森の封印石』とそれをサーチする『ヤレユータンV』の組み合わせをベースに、スピード感のある『ザシアンV』を主軸にしたデッキ。
古の時代にMTG(マジック・ザ・ギャザリング)を一人回ししていた日々を経て、現在はポケカをフランクに楽しんでいる筆者です。
ポケカの面白いカードや効果を紹介して、読んでくださっているあなたのポケカライフがより楽しく、充実するものになればと思い記事を更新しています。
ザシアンV×封印石ユータン(+ジラーチV…etc)デッキの概要
デッキサンプル(YYJDJ8-2N02GC-x88cxc)
『ザシアンV』の「230」ダメージワザ『ブレイブキャリバー』を最速で使うために、『セキ』や『メタルソーサー』のほかに『ヤレユータンV』『森の封印石』を採用。
初動以降も継続的に攻撃し続けるために、進化後の『ザシアンVSTAR』や『ジラーチV』、『ドリームボール』+『シャクヤ』+『ヒスイヌメルゴン』など。
基本的な流れ
後攻1ターン目か先攻2ターン目に『ザシアンV』の『ブレイブキャリバー』を撃って相手をきぜつさせるのが目標であり、基本戦術。
その後、進化や別の『ザシアンV』などで後続をきぜつさせてサイドを取り切る。
デッキの動き
バトル開始から序盤〜
初動が一番大事で、先攻なら2ターン目、後攻なら1ターン目に『ザシアンV』がワザ『ブレイブキャリバー』を撃つことを目指して、素早くエネルギーをつけワザを出せる状態にするのが目標。
バトル開始時にバトル場に出すカードは『ヤレユータンV』がベスト。次点で『ザシアンV』。
『ヤレユータンV』がバトル場にいるなら特性『おとりよせ』で『森の封印石』と『ふうせん』をサーチ(1枚挿しのカードがサイドに行っていないことを祈りながら)もでき、ベンチの『ザシアンV』にすぐ『メタルソーサー』を使うこともできます。
『森の封印石』のVSTARパワー特性『スターアルケミー』なら、引きが悪くて『メタルソーサー』や鋼エネ、『セキ』『クイックボール』などトラッシュできるカードが揃わない場合でも、必要なカードをサーチできるため安定感を補填できる。
後攻なら1ターン目にワザを出す勢いでやる必要がありますが、先攻なら特性『ふとうのつるぎ』をする余裕もあります。
〜中盤以降〜
初手『ブレイブキャリバー』を使ったら次のターンワザを使えないため、別の『ザシアンV』に代わるか、同じ『ザシアンV』で戦う場合『ザシアンVSTAR』に進化することで継続的にワザを出し続けることができます。
進化することで火力が「230」から「200」に落ちはしますが、『こだわりベルト』でもカバーできますし、『森の封印石』のVSTARパワー特性『スターアルケミー』を使っていない場合、ダメージ「310」のVSTARワザ『ソードスター』もあります。
『ザシアンV』のワザの仕様上、後ろに引っ込めるトレーナーズは必須級なので、複数のグッズを採用しています。
状況に応じて…
手札の入れ替えと妨害、敵の呼び出しで的確にポケモンを倒す
『マリィ』は相手の調子を崩しつつこちらの手札を入れ替えれるため有効。手札の総数が減るため『セレナ』のドロー効果とも相性が良い。
ワザを出すためのコストが高く、アドが取れるように相手ポケモンを刈り取る必要があるため『セレナ』の入れ替え効果や『ボスの司令』はかなり重要になります。
また、ボールでも呼べる『ネオラントV』 は上記カードやその他重要なサポートをサーチできるため安定感の上昇に貢献します。
倒されても別のザシアンVがいる
もしバトル場の『ザシアンV』が敵に倒されても、『ジラーチV』が場にいれば後続の『ザシアンV』にエネルギーを1枚引き継げるため、『メタルソーサー』などを駆使するとすぐにワザを出せます。
はがねのおやどで防御面も強化
『ヒスイヌメルゴン』は場いるだけで、『ザシアンV』がポケモンVに対してかなり優位に立てるようになるため、『ドリームボール』を『シャクヤ』で仕込んで直接出すギミックを採用しています。
きぜつをとりやすい『ザシアンV』と、自在にコンボパーツをサーチできる『セキ』『森の封印石』がデッキにあるので、比較的使いやすい。でも、3枚枠を使うことも踏まえると蛇足かもしれない。
カードピックアップ!!
『ザシアンV』このデッキのメイン武器
メインは3エネ230ダメの『ブレイブキャリバー』。大抵のポケモンVをワンパンできる高火力が手軽に出せるため強力。
隙を見て、特性『ふとうのつるぎ』することでエネルギーも貼れる、手札も増やせる。強い。
最近、進化先を手に入れて隙が減ったが、Dレギュなのでそろそろ落ちるのが悲しいところ。
『ヤレユータンV』もはや、なんでも「おとりよせ」できる森の賢者
特性『おとりよせ』はポケモンのどうぐを2枚サーチできる強力な効果ではあったが、『森の封印石』の登場で実質なんでも好きなカードをサーチできるようになった。
バトル場でしか使えない点が難点だが、『ふうせん』も同時にサーチしてそれをつければベンチに自分で戻れるため、その点は問題ない。
『ふうせん』もDレギュなため、『ヤレユータンV』を使うデッキ全般で、今後はどうやってユータンをベンチに戻すか課題になる…新しい逃げる系どうぐの登場に期待。
ワザ『サイコキネシス』も状況によっては戦力になるので強い。
『トレッキングシューズ』デッキ圧縮!ドロー&トラッシュ&ドロー!
グッズでカードをトラッシュできるカードは実は少ない。(他に『ハイパーボール』『クイックボール』…etc)
鋼エネルギーをトラッシュに送りたいこのデッキとは相性が良いが、特性『ふとうのつるぎ』自体とはそこまで相性が良くない。
『セキ』鋼エネルギーも捨てられて、好きなカードを2枚もサーチできる!
鋼エネルギーをたくさん入れているデッキなら不自由なく使える優良サーチ。
『メタルソーサー』を2枚持ってくることで、1ターン中に手貼り合わせて3エネつけるのも容易い。
なんでも2枚もサーチできるため幅広く使えるが、手札に鋼エネが足りてない状況では言うまでもなくかさばる。
デッキには『森の封印石』も入っているため、「1枚挿しのカードを必要な場面で的確に持ってくること」に関してはかなり強めな構成。
強いところ・弱いところ
強いところ
- 攻撃に移れるのが早い。
- HPが230未満のポケモンVを主軸にしているデッキには、きぜつを狙いやすくサイドを取りやすいのと、テンポも崩しやすい。
弱いところ
- 非Vを主軸にしている相手には、サイドが取れないため厳しい。
- エネ加速できない場合、通常ワザエネが3のため停滞してしまう。
追加したら良いかも?なカード
コーティング鋼エネルギー
弱点相手にはかなり厳しい状況になり得るため。基本鋼エネルギーを1枚差し替えたり。。
『セキ』や『森の封印石』でサーチも可能なため必要に応じて使える。
特性『ふとうのつるぎ』や『メタルソーサー』、上記『セキ』など基本エネルギーじゃないといけないカードと相性は悪い。
大地の封印石
VSTARパワーワザ『スターグラビティー』が3エネで『ザシアンV』と同じため、ワザの出しやすさ的には相性が良い。
『森の封印石』を主軸にはしているが、『ヤレユータンV』なら好きなポケモンのどうぐを持ってこれるため、場合によってこちらを選択した方が良い場面があるかもしれない。
やまびこホーン
倒したポケモンVを再度ベンチに出し、『ボスの司令』『セレナ』で呼び出してワンパン…
ポケストップ
スピード感溢れるスタジアム。グッズ回収効果も良し。トラッシュ効果も良し。
相手も使えてしまうのが難点。
未開の祭壇
必要なカードなら残して、鋼エネなどならトラッシュに送るなどできるが、カード1枚の効果として考えると少しパワー不足か?手札に加えられるわけでもないし…
こちらも相手が使えてしまうのがマイナス。
おわりに
『ヤレユータンV』と『森の封印石』の組み合わせには将来性を感じる…
これからは、おとりよせスターアルケミーが流行る…ユータンの力を信じよう…
それはそれとして、Dレギュで『ザシアンV』含め多数のカードが環境からいなくなりますが、いなくなるまでは使えるので楽しみましょう!