この記事では、『マルマイン(【特性】エネエネはつでん)』の使い方を考察しますよ!
『マルマイン(【特性】エネエネはつでん)』基本情報
特性『エネエネはつでん』解説
【特性】エネエネはつでん
このポケモンがベンチにいるなら、自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。自分の山札から雷エネルギーを2枚まで選び、自分の雷ポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
シンプルに言うと、マルマインを自爆(きぜつ)させてエネルギー加速できる特性です。
もちろんきぜつなので、相手にサイドを取られます。
注意点として、
- 雷ポケモンにしかつけられない
- 特性はベンチでしか使えない
- 相手の番にきぜつさせられるわけではないので、キバナやシバ、シロナの覇気、サザンドラのドラゴンカウンターなどの条件には該当しない。
雷エネルギーは好きなようにつけることができるので柔軟性が高いです。
また、ベンチでしか使えないため、サポートポケモンにありがちではありますが、初手でビリリダマしかいなくてバトル場にいる場合や、バトル場に『ボスの司令』などで呼び出された場合などは厳しくなります。
雷ポケモンにしかつけられないので、レックウザVなどとの連携も不可です。
『マルマイン』基本性能
基本性能は普通。
1進化ポケモン。HP90。ライトニングボール:3エネで100ダメージ。にげるコストは1。
一応、HP90でレベルボールに対応しているのは利点。
個人的には進化ポケモンなので初手ターンで使えないのが辛いです。
『マルマイン(【特性】エネエネはつでん)』のメリット・デメリット
エネルギー加速できる【メリット】
2ターン目に4エネつけられる(手貼りで2エネ、マルマインで2エネなので合計4エネ)
例:ピカチュウVMAX(コロコロプロモ)なら2ターン目にキョダイカミナリできる
サイドを1枚とられる【デメリット】
基本的にポケカはサイドを取り合うゲームなので、マルマインの特性を利用するなら、非Vが1枚きぜつする以上のメリットが必要。
また、純粋に手札アドを1枚相手に与えることになります。
逆に、サイドをとられるのを利用できる【メリット】
任意のタイミングで相手にサイドをとらせることができるので、他のカードの条件を満たしたり色々と可能性がある。
進化ポケモンなのでかさばる【デメリット】
ビリリダマと合わせて4枚ずつ入れるなら、8枚分のスペースが必要
また進化の補助も必要になる。
『マルマイン(【特性】エネエネはつでん)』と相性の良いカード
カプ・コケコVMAX
『カプ・コケコVMAX』は、エネルギー加速と相手にサイドを取らせる効果両方を活かせる唯一の雷ポケモンだと思われる。
技「ダイショック」は、相手のサイドがこちらより少ない限り確定で相手をマヒさせられるので、サイドの枚数を調整できる『エネエネはつでん』と相性が良い。
進化前が優秀なのもGood
スパイクドローの方が強いけど、スターターセット限定なので希少性が高め。
シンプルにデカい雷ポケモン
そのほかにも、マルマインの特性で2エネつけれるので、技のコストが大きい雷ポケモンとは基本的に相性が良いです。
パッチラゴンV・モルペコV・クワガノンV・ストリンダーVMAX…etc
非Vならゼクロムやサンダー…etc
非Vでも強力な技を持つポケモンならアリです。ただ、倒されやすいのは注意。
サイドをとられることを逆に利用できるカード
『カプ・コケコVMAX』以外にも、相手のサイド枚数が少ない時に効果を発揮するカードはあります。
ツツジ
バトルリージョンで追加されたキラーサポート。
手札を戻してこちらは6枚、相手は2枚という、マリィちゃんもびっくりなズルい女。
普通に使う分にも強力ですが、条件を故意に満たすためにマルマインは相性が良いのでおすすめです。
リベンジバースト系とか
サイドを相手にとられるほど火力が上がるリベンジバーストなどの技とも相性が良いです。
ですが、エネエネはつでんは雷ポケモンにしかエネルギーをつけられない点、リベンジ系の技を持っている雷ポケモンがいない点、を踏まえるとそこまで相性が良いとも言い難いです。
カリンの信念
リベンジバースト系と同じく相性が良いように思えますが、いちげきの雷ポケモンが別の自分(マルマイン・ビリリダマ)しかいないため、直接的なコンボはやりづらいです。
むしろ、エネルギーをつけるという本来の仕事を無視して、雷以外のいちげきポケモンを採用してカリンの信念を使うのはありです。
サーチ関連
レベルボール対応
進化前のビリリダマと共にレベルボールの条件を満たしているので◎です。
嵐の山脈・バトルVIPパスなど
嵐の山脈は雷のたねポケモンを並べるのに強いです。
ベンチに複数のマルマインを並べて、同時に自爆とか夢が広がりますね!
ピックアップ!いろいろ使い方の可能性考察
ゾロアークの特性『げんえいへんげ』でコピーして自爆で使い回す!?
特性『げんえいへんげ』はトラッシュにある1進化ポケモンに入れ替わることができます。
トラッシュのマルマインと入れ替わって『エネエネはつでん』で自爆することでマルマインを使い回せるので、連続で使用したり、特性を使える機会を増やすことができます。
複数体同時自爆で即ツツジや、サイド枚数など調整可能。スクールボーイ・スクールガールなど…
複数のマルマインを同時に自爆させることで、サイドを一気にとらせることもできるので、それによって条件が満たせるサポートなどの利用につなげることができます。
あんまり使うこともないかもしれませんが、スクールボーイ・スクールガールもサイドの枚数が追加効果の条件になっているので、マルマインがいるとその調整もやりやすいです。
サイドをわざわざ減らしてまで使う追加効果ではないかもしれませんが。。
フーディンVのために相手の手札を増やす!?
現状フーディンVを使いたい場合、相手の手札を増やす手段が無さすぎて困っている貴方!
マルマインが自爆すれば相手の手札も増えます!(自分の死期も早まりますが。。)
1マルマインに対して30ダメージ追加!!
ポケカはドローするにしても、基本は自分が〜な感じの効果しかないので、フーディンVの可能性も今後考察したいのですが、なかなか…
『カツラのクイズショー』はCレギュですし…そもそも結構ネタカードですし。。。
セレビィの『アメイジングブルーム』でまとめて進化?!
『嵐の山脈』、『バトルVIPパス』、あとは『ユウリ』とかで並べたビリリダマをまとめて進化させて自爆させる…そんな構想を現実に変えるカード!!それがアメイジングセレビィです!
技『アメイジングブルーム』のエネが地味に雷を含んでいるのもなんとなく相性の良さを感じさせます…
ただ技なのとセレビィのHPを考えるとマルマインでサイドを削る余裕は無くなるかもしれません。。。(汗
おわりに
『マルマイン(【特性】エネエネはつでん)』は、ポケカでは珍しい自分で能動的にきぜつすることができるポケモンで、非常に面白い特性を持っていると言えます。
ですが、なかなか使いどころが難しく、エネルギーをつけるのもつけるエネルギーも雷限定でなかなかデッキ構成を考えるのにも悩ませてくれます。
ですがそれでも効果は強力で楽しいカードなので、ここまでご覧になってくださった皆様、是非ともマルマインを使ったデッキを作ってみてはいかがでしょうか!