この記事では、『ナマコブシ』(【特性】ナマコブシなげ)の使い方を考察していきますよ!
『ナマコブシ』(【特性】ナマコブシなげ)基本情報
『ナマコブシなげ』解説
【特性】ナマコブシなげ
このカードが手札にあるなら、自分の番に1回使える。このカードを山札の下にもどす。その後、自分の山札を1枚引く。この番、すでに別の「ナマコブシなげ」を使っていたなら、この特性は使えない。
一見わかりにくいのですが、要は手札にあるナマコブシを山札に戻して1ドローできる特性です。
山札の一番下にもどすのでシャッフルしない限り、すぐまた引くことはなく、また“別のナマコブシも含め”1ターンに一度しか特性「ナマコブシなげ」は使うことができません。
『ナマコブシ』の基本性能
初手で他にたねポケモンがいない場合などをのぞいて、基本的に場に出すカードではありません。
HP80、3エネで50ダメージ、逃げエネ1と性能自体は最低限で、逃げエネが少ないのでバトル場に出てしまった場合でも逃げやすいのは良しです。
『ナマコブシ』のメリット・デメリット
実質、デッキ枚数を60枚から59枚にできる
ナマコブシを採用することでデッキ圧縮することができます。
大まかな例えですが。
まず、ポケカのデッキは60枚固定なので、引きたいカードを引く確率は常に1/60です。
ですが、ナマコブシをは純粋な1:1交換のドローで手札にある場合に常に使えるため、デッキ枚数があたかも60枚から59枚になったかのようになり、引きたいカードを引く確率を1/59にすることができます。
手札から使う特性のため基本的に妨害されない
特性ナマコブシなげは、手札からつかう特性のため相手の妨害をほぼ受けず使うことができます。
エンペルトVなど相手の場のポケモンの特性を無効にする効果に対しても関係なく使用できるので安心です。
どんなデッキでも活躍できる※例外あり
ナマコブシはほとんどのデッキと相性が良いです。
場に出ないのでタイプも関係ありませんし、ただのドローカードとも言えるので、どんなデッキにも入れることができます。
たねポケモンが少ないデッキとは相性が悪い。初手で出てしまう可能性があるため
ですが唯一、たねポケモンが少ないデッキとは相性が悪いです。
バトル開始時のたねポケモンがナマコブシだけで、バトル場に出さざるを得ない状況になるのが、ナマコブシ採用時の最悪のパターンです。
ナマコブシなげをしたターンにもう一度引いてしまった場合は事故
山札の下にもどしたナマコブシですが、同じターンにシャッフルなどをしたあとに山札からドローしたらもちろん再度ナマコブシを引く可能性はあります。
そうなってしまうと、特性が使えないため、このターン中はデッキ圧縮としての役割を果たせず、上記の「デッキを60枚から59枚にできる!」の公約も達成できません。
山札の残り枚数が少ない時や、複数のナマコブシを採用している場合に確率が上がるので、その点は注意が必要ですね。
基本的に、デッキ圧縮とは、山札の質を良くして良いカードを引きやすくするためのものなので、山札に戻るナマコブシは本末転倒感があるようにも思えます。
同じターンじゃないなら何回も使える、というのは魅力ではありますが。
60枚に使いたいカードがぎりぎりで入ってるデッキならそもそも必要ない
デッキ枚数は60枚ぴったりにしないといけないので、入れたいカードたくさんあるなら、わざわざナマコブシを入れる必要はありません。
ナマコブシは上で書いたようにデッキ圧縮目的で入れるので、必要なカード(有効なカード)を引く確率を上げる必要がないデッキにも、コンセプト的に合致しません。
『ナマコブシ』と相性の良いカード
レベルボールやクイックボールなどのグッズ系
ナマコブシはポケモンなので、ボール系でサーチすることができます。
ボールを1ドローに変えることができる!!
どうしてもカードを引きたいけど、手札にボール系しかない!
そんなときにナマコブシをサーチして1ドローすることができます。
ナマコブシはHP80なので、レベルボールが入っているデッキならリスクなしでサーチすることもできます。
つまりポケモンをサーチできるカード、グッズをサーチできるカード両方を1ドローに変換することができる!!
ミュウ(【特性】ふしぎなしっぽ)などの特性も1ドローに変換できる可能性があります。
ピックアップ!!使い方の可能性いろいろ
2枚以上入れるのはギャンブル!?
ナマコブシなげが1ターンに1回しか使えない特性な以上、2枚以上入れると詰まってしまう可能性があります。
でも、枚数入れるほどドロー変換が捗るので、そこはバランスではないかと思います。
2枚くらいならまだ事故らないから大丈夫?!な気もしますが、安定は1枚挿しですかね。
ガッツのつるはしのようなカードと合わせるとさらにデッキ圧縮できる
ガッツのつるはしは山札を1枚見て闘エネルギーならベンチポケモンにつけれますが、そうじゃないなら公開して手札に加えられます。
逆に考えると、闘エネルギーが入っていないデッキなら、公開は必要ですがグッズでほぼ無条件1ドローできるカードでもあります。
ガッツのつるはしは使い捨てですし、デッキの内容公開はリスクですが、逆にそれ以外ほぼ無条件なので使いやすく、ナマコブシと違い4積みもできます。
つまり、ナマコブシと合わせると5枚分デッキ圧縮できます!
たねポケモンなので最悪ルンパッパなどで火力アップ運用できないこともない。
ルンパッパ(【特性】ハイテンションダンス)はたねポケモンの火力を100アップすることができるので、ナマコブシを戦闘に参加させる場合、検討しても良いかもしれません。
色も合致していますし相性は悪くないのかもしれません…
おわりに
ナマコブシはポケカでもかなり特殊な効果を持っていて、私自身かなり気に入っているカードなので、この記事をご覧になってくださった皆様に少しでも良さが伝わっていれば嬉しいです!
みなさまのポケカライフが今後も楽しいものになりますように