この記事では、【特性】ぬるぬるルーム持ち『ヌメルゴン』の使い方の可能性を考察していきますよ!
『ヌメルゴン(【特性】ぬるぬるルーム)』基本情報
【特性】ぬるぬるルーム
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手は手札からエネルギーをポケモンにつけるとき、つける前にコインを1回投げる。ウラなら、そのエネルギーはつけたことにならず、トラッシュする。
【特性】ぬるぬるルームの基本知識
- 『ヌメルゴン』がバトル場にいる必要がある
- コイントスが裏ならエネルギーはトラッシュに行くが、エネルギーをつける行為としてはカウントされないので手札にエネルギーがある限り何回でも挑戦できる
- 手札からつける行為以外には関与できない
ヌメルゴンが相手のターンにバトル場にいない限り効果を発揮しないため、基本的にヌメルゴンが戦闘を行う必要があります。
『ボスの司令』や『ポケモンキャッチャー』などを使われてヌメルゴンがバトル場から離れてしまうと効果が消えてしまうので、そうなると相手はエネルギー貼り放題になってしまったりします。
テキストでは分かりにくいのですが、コイントスで失敗した場合は、つける行為として判定されません。
なので、相手が手札にエネルギーをいくつも抱えていたら、その分表が出るまでチャレンジすることができます。
また、手札からつける行為以外には手を出せないのも辛いところです…
『ダークパッチ』や『キバナ』などのトレーナーズ、『アルセウスVSTAR』や『ガラルファイヤーV』などの技や特性の効果でエネルギーをつけたりするカードが相手の場合、厳しい戦いを強いられます。
ですが、一番の問題は、効果がコイントスの結果次第の運頼みなことかもしれません。(むしろそれが良いまでありますが…)
『ヌメルゴン』の基本性能
- 2進化ポケモンで、HP160、弱点なしのドラゴンタイプ
弱点をつかれて大ダメージを受けることはないですが、非Vなので、Vと比較するとでHPは高くありません。
技を出されると一撃で倒される可能性は高いです。
- 風船でもカバーしきれない逃げるエネルギー3
ちょっと重めです。
- 技『バスターテール』のエネルギーコストが混色でも計2なので軽い
威力も120と低くはないのでなしではないです。
『ヌメルゴン』と相性の良いカード考察
『クラッシュハンマー』や『うねりの扇』などのエネルギー妨害系
基本的にヌメルゴンを主軸にする場合、すでについていたり、コイントスでオモテが出てついてしまったエネルギーに対処する必要があります。エネルギーをトラッシュしたり、手札に戻したり…なカード。
- クラッシュハンマー
- 最強カード。
- さらに運ゲーを加速させる。オモテが出た時の爽快感は随一。
- うねりの扇
- No.2。
- 超強力だが特殊エネルギーを相手が採用していない場合腐る。
- エール団のしたっぱ
- サポートなので使いづらいですが、手札にもどしてつけ直させる効果自体はヌメルゴンと相性がかなり良い。
- いかついメット
- ヌメルゴンが一撃で倒される場合そこまで機能しないので、こだわりベルトなどで火力を上げる方が良い場合も…
- 効果はエール団のしたっぱと同じでヌメルゴンの特性にマッチしている。
- アスナ
- 特殊エネルギーを有無を言わさずトラッシュできる効果が強力。
- でも、自分のスタジアムを壊してしまう場合も…サポートなのも…そもそも特殊エネルギー採用していないデッキには…
- イベルタル(はかいのさけび)
- 特殊エネデストロイヤー。特殊エネルギーを相手が採用しているなら大打撃を与えることができるが…
- 技なので場合によるのと、ツインエネとの親和性が逆にヌメルゴンとアンマッチ。
- そもそも使えるタイミングがないかもしれない。
- ピクシー(特性『ちゃめっけ』)
- 次のターン引かせてしまうが、逆にドローを遅らせる効果とも言えるので強い。
- 裏で進化させても使えるし、基本エネルギーも対象にできるが、相手のバトル場に出ているポケモン限定なのは弱み。
- 進化ポケモンでデッキスペースを取るのと、ピクシー自体この特性以外に強みがないのも難しい。
エネルギー妨害トレーナーズの利用を補助する系
エネルギー妨害や進化の補助のためにトレーナーズは必要になるので、それを助けるカードも相性が良いです。
- ジメレオン(特性『うらこうさく』)
- 万能選手。
- トレーナーズを多用するので、進化後のインテレオン(特性『うらこうさく』)も含めサーチできるのが助けになる。
- 進化後のインテレオン(特性『クイックシューター』)の方もそっちはそっちで、ダメージレースの助けになる。
- デッキにスペースが必要な点以外、非常にありがたい存在。でも高い。
- チルタリス(特性『いざなうしらべ』)・エルレイド(特性『バディキャッチ』)
- サポート探せる系。
- チルタリスは山札の一番上に乗せるので、即使うならヤレユータンなど別で引く手段が必要。逃げエネ0は偉い。
- エルレイドは直接手に入れられるけど、2進化なのでデッキ構成が厳しい。多分エルレイド主軸デッキの方が強い。
- フローゼル
- トラッシュにある使用済みクラハンなどのグッズ回収に。でも流石にヌメルゴンデッキのコンセプトとは外れそう…
- うかせる->クラハン回収->うかせるで時間稼ぎできるかも!?
- 似たような効果の技を持つポケモンにサンドパン、ディアルガ(ときのぎゃくりゅう)など。
- 特性ならダークライVSTARも一応。VSTSRパワーなのでゲーム中2枚しか回収できないけど。
- フウロ・ピオニー
- トレーナーズをサーチできるサポート。
- ピオニーでクラハン2枚サーチなど可能性は拡がるが使いづらいかも。
その他いろいろおすすめカード
- ベンチで手札を増やせたり調整できる特性持ちのポケモン
- Vなら、ガラルフリーザーV、コロトックV、ザマゼンタV(特性『おうじゃのかまえ』)…etc
- 非Vならビーダル、チラチーノ(特性『やりくり』)、アヤシシ…etc
- バトル場にヌメルゴンを常駐させたいのでそういう特性持ちのポケモンはアリ。
- HP50のヌメラは初手ワンパンの可能性があるので、HPの高いタネポケモンはそれだけで助けにもなる。
- スタジアム系
- 頂への雪道
- ヌメルゴン自体には影響がないので相手に刺さる場合強力。
- 嵐の山脈
- ヌメラを並べられる。
- 結晶の洞窟
- 小さいダメージなら無かったことにできる。
- 頂への雪道
- キバナ
- 非Vなのと後続も常に必要になるので。
- ヌメルゴンの技のエネルギーコストが2なので、キバナで1、手貼りで1で入れ替えで出して即技が出せる。
- 一応、キャラ的な親和性も○
『ヌメルゴン』の性能考察メモ
ヌメルゴンの性能について箇条書きで考察。
- 先に環境を整えられないとそのまま押し切られる
- 高速で進化する必要がある。
- 2進化がしんどい
- しんかのおこうやボール系、ふしぎなあめなどのグッズは必須
- 先行なら、ふしぎなあめで最速自分の2ターン目にヌメルゴンを立てられる。
- 1匹目が倒された時のために後続は必須。
- 火力はそこそこ。1撃でVは倒せないが2回殴れれば倒せる。Vmaxは3回
- 上述しているが、相手に手貼り以外でエネルギーをつけられる場合は対処ができない
- キバナ、メタルソーサー・ダークパッチ、ドータクン、邪炎、エレキダイナモ、ザシアンV、一撃ヘルガーなど
- ヌメラのHPが50と低めなのが辛い。ヌメイルも80と高くはない。レベルボールでサーチできるのは利点。
- エネルギーの総数が少なめなデッキに対して意表をつける。ウラが出てトラッシュに行ってしまうと、総数が少ないデッキだと貼れるエネルギーがなくなってしまう。
ピックアップ!
面白い使い方や戦略、その他いろいろ。
ぐんぐんシェイクとの相性
- 進化を最優先したいヌメルゴン的には採用候補に思えるぐんぐんシェイク…ですが、実際はそこまで使い勝手が良くない場合があるのでその点について考察です。
- まず、ぐんぐんシェイクを採用する利点として、2ターン目からヌメルゴンが出せることがあります。
- ですが、これはふしぎなあめでも可能です。
- また、初手ヌメイルになることでHPが50から70になるので、後攻相手のワンパン70まで耐えられる、こともあります。
- これに関しては確かに少し利点に思えますが、この利点に比べ、ふしぎなあめ採用でヌメイルの枚数を削り他のカードをカードを入れる方がよりメリットが大きいのです。
- そして欠点についてですが、ヌメルゴンがバスターテイルできないと相手を倒せないヌメルゴンデッキにおいて、殴るのと同時に使用できないぐんぐんシェイクは相性が良くありません。
- そうなると手札で腐ることになり、後続の育成に使えません。
- つまり、ヌメルゴンとぐんぐんシェイクはそこまで相性が良くありません。
イオルブのエボルコントロールで直接呼び出してもらうアイデア!?
- 初手配置できないのは致命的ではあるが…
- ヌメルゴン以外の2進化ポケモンも同時に出せるので何か悪いことができるかも。。
- エルレイド、サーナイト、ヨノワール、メタグロスなど色々。
ファイティングヌメルゴン構想
ヌメルゴンの技『バスターテイル』。威力120と低くはないのですが、多少物足りなさは感じます。特にV・VMAX相手には火力不足です。
エネルギー拘束しながらも殴って敵を倒すのがヌメルゴンに課せられた使命なので、そのための補助についても検討する必要があります。
- 火力アップ系カード詳細
- こだわりベルト
- V相手に+30。
- いかついメットとトレードオフ。
- ダンデ
- サポートだが+30。
- かがやくルチャブル
- VMAX相手に+30。レベルボールでもサーチできるが初手ルチャブルのみになってしまうと厳しいかも。
- こだわりベルトと合わせて、バスターテールの威力が120+30+30=180になってVMAX相手でも2確にできる。
- いにしえの墓地
- 火力アップではないが、エネルギーをつけるたび+20。
- エネルギーをつけるのにウラなら失敗、オモテでもダメカン2のせないといけないという嫌がらせ的な状況にできる。
- HP50のヌメラにとってはこれだけで致命傷になるので賛否両論。
- こだわりベルト
【まとめ】
ダンデ+30、こだわり+30、ルチャブル+30。合計で、VMAXに210ダメージ、Vに180ダメージ。
ちょっと足りないですが、いにしえの墓地で底上げは可能なので可能性は拡がります。
LEGENDS アルセウスでヒスイのすがたが登場しているので今後のポケカ収録も楽しみ!!
- ヌメルゴン ヒスイのすがた
- デザインは賛否両論。。
- 性格はヤンデレ(ちなみに本来のヌメルゴンもトレーナーにべったりなのでそれに、陰要素が足された感じ?!)
- 殻(周囲との壁、引きこもれる場所)が付くと逆に性格が不安定になるのはなんとなく理解できてしまう…
- 鋼タイプかドラゴンタイプか。個人的にはV(VSTAR)での登場も期待です!!
おわりに
ヌメルゴンは、弱点を挙げるだけでも、2進化、非V、特性は運頼みでバトル場のみ、逃げエネ3などそれなりに厳しい性能になっています。
また、ドラゴンタイプだったり技のエネルギーコストが軽めだったりで、水超の優良トレーナーズの恩恵をほとんど受けられません。
ですが、相手のエネルギー妨害という稀有な特性、カード自体のしっかりとした方向性、愛くるしいイラストなど…魅力もいっぱいあります。
この記事を最後までご覧になってくださった皆様。ヌメルゴンは面白いカードなので、是非とも使ってみて欲しいです!
そして、運頼みの泥試合に相手を引きずりこみましょう!